特定健診

特定健診とは


各市町村の国民健康保険の被保険者の方に対する健康診断を特定健康診査といい、年度内(4月~3月)に1回受診することができます。
※市町村によっては契約されていない場合もありますので、各市町村へご確認ください。
自己負担金は無料です!(保険・受診医療機関によっては自己負担金が発生する場合があります)
※社会保険に加入している方、国保でも39歳未満の方は対象外です。
※ただし被扶養者の方で40歳以上の方は特定健診の受診対象になります。詳しくは以下をご覧ください。

特定健診とは、生活習慣病を見つけるための健診です。

生活習慣病は進行するまで自覚症状がありません。しかし、そのままにしておくと大きな病気につながることもあります。早期発見・早期治療が大切です。
そのために健康に自信があり病院にかかったことがないという方も、普段からお身体に少し気になることがある方も、1年に一度の健康チェックとして特定健診を受診しましょう。

国保でもなく、社保の被扶養者の場合は?

どなたかの扶養に入られている方で40歳以上の方は、特定健診の受診対象になります。その場合は支払基金が受診費用の負担をします。ただご加入の社会保険に応じて負担割合が異なりますので、金額はご自宅に届く案内をご確認ください。

39歳未満の場合の健診の機会は?

20〜39歳の方は「基本健診」を年度内に1度受けていただけます。
検査項目は身体計測・血圧・尿検査・採血になります。
自己負担金は無料です。
詳しくはご自宅に届く案内をご確認ください。

後期高齢者の場合の健診は?

75歳以上の方は後期高齢者に該当します。健診としては「後期高齢者特定健診」になります。検査項目は通常の特定健診に加えて心電図・眼底検査・貧血検査ができます。

生活保護の方は?

生活保護受給者の方も特定健診・後期高齢者特定健診の受診対象になります。もちろん自己負担金はありません。

受診に必要なもの

受診の際には次のものすべて必ずお持ちください。

  1. 特定健康診査受診券
    (紛失してしまった場合は再発行が可能ですので、各市町村へご連絡ください)
  2. 保険証
  3. 自己負担金(がん検診等は自己負担があります)

受診方法

集団健診(検診)

国保の被保険者を対象に各市町村で集団健診の会場を設け、受診日時が決定されます。詳しくはご自宅に届く案内をご確認ください。

医療機関健診(検診)

「集団健診の会場が遠くて・・・」、「かかりつけの病院があるから・・・」、「集団健診の日程・時間が都合つかない・・・」
そのために医療機関でも特定健診を受けることができます。
当センターは特定健診の協力医療機関となっています。料金も無料です。
お気軽にご予約・ご相談ください。

特定健診等検査項目

健康診査名検査項目対象年齢料金
国民健康保険特定健康診査(特定健診) 基本項目
腎機能
40~74歳無料
社会保険特定健康診査(社保被扶養者) 基本項目
腎機能
40~74歳社会保険に応じて自己負担金あり
後期高齢者健康診査 基本項目
腎機能貧血心電図眼底
75歳以上無料
基本健康診査 基本項目
貧血
20~40歳未満無料
生活保護者健康診査 基本項目
特定健診
40~74歳無料
基本項目
特定健診後期
心電図・貧血・眼底
75歳以上無料
※横スクロールで全体を表示

※基本項目:身体計測・血圧・尿検査・血糖検査・血中脂質・肝機能

人間ドック健診(検診)への助成

「もっと詳しい健診がしたい」という方のために人間ドックへの助成も行われています。当センターでは「つくば市」「つくばみらい市」「稲敷市」にお住まいの方が対象です。
※その他の市町村でもご本人の申請で助成が受けられるケースもあります。各市町村へお問い合わせください。
※同年度に集団健診や医療機関健診を受ける(受けた)方は受診できません。

市町村助成金対象者

つくば市

17,500円
30歳以上の国民健康保険加入者
後期高齢者医療保険加入者

稲敷市

25,000円
30歳以上の国民健康保険加入者
後期高齢者医療保険加入者

つくばみらい市

17,000円
30歳以上の国民健康保険加入者

がん検診

今日本では「2人に1人ががんになる」と言われています。 健診は毎年受けているけれど、がんも心配という方のために各市町村では「がん検 診」の用意もしています。特定健診と合わせて同じ受診日にがんも調べることが できます。この機会に是非受診してみてはいかがでしょうか。

つくば市がん検診(医療機関で受診可能)

結核検診

結核は昔の病気と思われがちですが、毎年日本では約18,000人が結核を発症し、毎年約1,900人が結核で命を落としています。
胸部レントゲン撮影で調べることができます。

大腸がん検診

女性の死亡率第一は「大腸がん」です。便の検査で調べることができます。
大腸の検査は不安という方はまずは調べてみてはいかかでしょうか。

前立腺がん検診

女性特有の乳がん・子宮がん検診はありますが、男性特有のがんには前立腺がんがあります。
採血で腫瘍マーカーを調べることができます。

肝炎ウイルス検診

現在日本には100人に1~2人の割合で患者さんもしくは気づいていない持続感染者(キャリア)がいると言われています。
採血で調べることができます。

胃がんリスク検診

胃がんに罹患した方の99%がピロリ菌に感染しているか感染していたことがある方と言われています。採血で調べることができます。
もし感染していても当院で除菌治療(保険適応)を受けることができます。

内視鏡検診

ストレスを感じている方は胃に負担がかかっているかもしれません。
消化器専門病院で安心して内視鏡検査を受けてみませんか。反射がつらい方のために細径スコープによる鼻からの内視鏡検査も可能です。

がん検診項目表

がん検診項目検査項目対象年齢料金
結核・がん検診結核65歳以上無料
大腸がん41~69歳¥800
40歳/70歳以上/生保無料
前立腺がん50~69歳¥1,000
70歳以上/生保無料
肝炎40/45/50/55/60/65/70歳無料
胃がんリスク40/45歳¥1,000
生保無料
胃内視鏡検診胃カメラ50歳以上の偶数年齢¥5,000
70歳以上¥1,500
※横スクロールで全体を表示
お問い合わせはこちら
お問い合わせはこちら